私が尿もれするなんて思ってもみなかった!

オンラインレッスン

話には聞いていたけれど、おしっこのちょい漏れで下着が汚れた時の大ショック。

あなたは経験ありますか?

私の苦い経験は、ガン闘病の頃になります。

「子宮頸がん」それもステージⅢbだと診断され、手術だと骨盤内廓清の大手術で尿管も切除することになるから、放射線と化学療法の2本立ての治療を選択した私(後々それがよかったことが判明したのですが)

幸か不幸か手術は免れたものの、おなかにメスを入れない放射線治療の過酷さをその時はまだ知る由もなかったのです。

子宮頸がんの治療といえばほとんどが手術なのですが、ガン細胞に直接放射線を照射するのが「ラルス」という治療法なのです。

ラルス 
遠隔操作密封小線源治療 ラルス(RALS:Remote After Loading System)は、主に子宮や胆道などの管腔臓器に発生したがんに対して行う放射線治療(腔内照射)です。 管腔臓器以外にも、舌がんや前立腺がんなどに対して直接腫瘍内に細い管を刺し、ラルスを利用して治療を行うこともあります(組織内照射)。

最近はかなり楽になっているらしいのですが、私が治療を受けた10年前は、それはそれは地獄の苦しみを味わったものです。

なにしろ、子宮頸部に直接細い棒状の器具を入れて放射線を照射するのですから。

その治療を受けている体勢を想像してください。

ベッドに仰向けになって下から(膣から)棒状の器具を入れて、それを固定させるためにガーゼをぐいぐい押し込まれ、照射する間は動かないようにベルトで固定され。。。

思い出すだけでも震えそうです。

そして、その過酷な治療の後、尿道口近くの筋肉がコントロールできなくなったのです。

尿漏れなんてもんじゃない、蛇口が壊れた水道のようなものです。

退院して少しずつ回復してきた頃、お風呂の掃除をしようとしゃがんだ体勢から立ち上がった時、脚の間を生ぬるいものが滴り落ちる感覚にビックリしたことを覚えています。

最初は何かをこぼしたのかと勘違いしたわけです。

まさか、まさかこの私が漏らすなんて、誰が思います?

2ヶ月以上の入院期間、過酷な治療をくぐり抜けてシャバに戻った時の自分の身体の変わりように、ただただ涙するばかりでした。

がしかし、私の一番の長所は方向転換が早いこと。

そこから、私のしんどくないエクササイズへの探究が始まったと言えます。

そして、骨盤底筋エクササイズを確立したわけです。

ということで、明後日1月25日(水)夜8時からのレッスン

どうぞお付き合いください。

昨日1月22日のオンラインレッスン

主に二の腕ひきしめのレッスンをしました。

オンラインレッスンの前には必ずリハーサルをしますし、その前と後にもスタジオレッスンで同じメニューを取り入れるようにしているのですが、

今回の二の腕ひきしめはかなり効果があったようです。

私自身も、かすかな筋肉痛が残っていますが、参加された方はどうだったでしょうか?

ご意見お聞かせください。

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