なんとシニア世代の1/2が「変形性膝関節症」を発症するのだとか。
変形性膝関節症 膝の関節の軟骨の質が低下し、少しずつすり減り、歩行時に膝の痛みが出現する病気です。 平地での歩行は大丈夫でも、階段で膝が痛いために困っている、歩行時の膝の痛みはないけれど、正座は膝が痛くてできない、などが初期の変形性膝関節症の症状です。
私の肌感覚では、本当に1/2かしらと思ったりするのですが。
私と同じような年齢層の人たちが集まると、あちこち痛いよ論争が必ず始まります。
その感じでは、ヒザの痛みは1/2どころではないと思うのです。
痛みなんてまったくない、どこも悪くない、若い頃と比べて何にも変わらないよ、なんていう人は
いない!のです。
家電だって、建物だって、道路だって、時が経つと劣化するのは必至です
ヒザだって、劣化するのは当然
私はいつも思うのですが、エイジングと戦ってどうするの?
エイジングしていかないと、無事に彼岸に行けないじゃないですか!
なので、私は「ウェルエイジング」とか、「スローエイジング」というワードで、
エイジングを推奨する(これもおかしいですかね)ことにしています
シニア世代が心改めてしっかり自分の「老い」と向き合い、若い世代の足を引っ張ることなく、無事に彼岸に旅立てるようにしていきたいものです
「老い」と向き合うということは、今の自分の身体を理解して大切にするということだとも思います。
◇ヒザのありがたさ
ヒザのトラブルは、年齢問わず、性別問わず、誰にでも起こりうること。
ヒザが痛いっていう小学生もいますからね。
全体重を二本の脚で支えていて、その真ん中に位置するか弱い関節ですから、
構造的にみても危うい、故障が多い部位であることは確かです
さらにヒザ関節は、可動域が大きいわけです。
180度くらいは開く余裕があるのです。
すごいですね。
ふだんどれだけヒザ関節のお世話になっていることか
脚を向けて寝られませんが、脚を向けてることになります
脚からず(シャレです)
◇ヒザの位置を知ろう!
あなたがイメージするヒザ関節は、
ヒザのお皿
だと解釈していませんか
ヒザのお皿、膝蓋骨
その名の通り、ヒザ関節の蓋(ふた)をしてくれている骨のことです。
お皿と言われますが、まん丸ではない
ハート型に近い形をしています。
ヒザをついた姿勢になった時、表面が凸凹だと痛いので、丸い形状でツルツルになっているのですね。
これ、関節ではないのです。
文字通り「ふた」のようなもの。
では、ヒザ関節というのはどの部分なのか
ここをしっかり理解してイメージすることによって、するべきストレッチやエクササイズが変わってくるので、ものすご〜く大事です。
では、本当のヒザ関節の正体はと言えば、
大腿骨(太ももの骨)と、脛骨(スネの骨)の間
それこそがヒザ関節なのです
お皿は便宜的にそこに張り付いているだけなので、お間違えなく。
ヒザにお水が溜まるとか、
炎症を起こす、というのは
ヒザのお皿が悪いだけではなく、
ヒザ関節(太ももの骨とスネの骨の間)にトラブルが起こっている、
ということなのです。
このイメージをはっきりさせることで、やるべきことが違ってきます。
◇ヒザのケアをしよう!
お皿の周りだけを気にして、湿布を貼って冷やしたり、塗り薬を一生懸命塗り込んでみたりするのは、
ちょっとズレていますよ、とお伝えしたいのです。
お皿の周りの表面的なケアだけをしていても、効果は薄いのではないかと思います。
そのヒザ関節のイメージをはっきりさせると、
ストレッチの方法が変わってきます。
イメージってやっぱり大事なのです。
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