いい季節になりました。
都会の中心にいると、季節の移り変わりがわからないのですが、
ちょっと郊外に出ると、この季節特有の柔らかい緑をやさしく揺らすような気持ちいい風。
新緑の季節。
この季節の紅葉は、本当に癒されます。
先日、友人と一緒に出かけた吉野の吉水神社で、一目千本の風景で緑を堪能してきました。
吉水神社
源頼朝に追われた義経と静か午前、そして弁慶が隠れ住んだとか、後醍醐天皇が南朝の皇居に定めたとか、豊臣秀吉が吉野でお花見をする際に本陣としたとか、歴史的に格式の高い場所なのです。
吉野の桜をこの歳になるまで一度も拝んだことがなかった私。
「いつかは」なんて言うのを、次々に消化していこうと決心した同年代の私たち。
残念ながら、吉野の桜は1週間遅かったらしく、ほとんど散った後だったけれど、
その代わり、人が少ない静かな環境で新緑を楽しむことができました。
地元のおばさん曰く、「シーズン中の人出は凄まじい」らしい。
だけど、来年こそ吉野の桜は拝みたいものです。
さて、次の日曜日4月24日 9時からのオンラインレッスン
腰痛対策ストレッチの特集をします!
実は腰痛を起こしやすい人には特徴があると考えています。
①太もも裏が硬いこと ②体側が硬いこと
ここに注意しながら、ストレッチをすることが必要なのだと考えています。
□ひと昔前のストレッチ
大昔(と言っても私が小学生の頃ですが)
「ストレッチ」なんていうカテゴリーはまったくありませんでした。
体育の授業の時など、何かスポーツをする前にはやっておくほうがいいよ、くらいの軽い感覚だったと思います。
「準備運動」というのをやっていました。
いわゆるウォーミングアップです。
確かラジオ体操の第1をかなり省略したものをしていたような気がします。
水泳の授業では、準備運動として手や足をブラブラ。
ヒザの曲げ伸ばし。
腕を上にあげて背中を反らせる。
みんなが嫌そうな顔をしながら、ダルそうな態度をしながら、仕方なくやっていた記憶があります。
その準備運動の意味とか、効果などは教えてもらうことはなく、ただ定められた儀式のように(いい加減に)やっていました(私はね)
高校生の頃陸上競技をしていた時は、その頃にしては斬新な考え方をしていた指導者だったせいか、「柔軟運動」なる動きを多く取り入れたトレーニングをしていて、ただ走るだけではなくこんなこともするのね、と驚いたことを覚えています。
それが私のストレッチ人生の始まりだったような気がします。
しかし、昔のストレッチは
いち、にのさん
よいしょ
どっこいしょ
などと掛け声をかけながら反動を利用して無理やり伸ばす、ということが多かったのです。
ストレッチ嫌いが多いのはそのせいだ、と私はいつも言っています。
だって、いち、にのさんでは伸ばせないでしょ。
どっこいしょでは気持ちよくないでしょ。
でも未だに、その「いち、にのさん反動ストレッチ」が主流を占めているのです。
何とかしたい、何とかせねば、といつも思います。
日本国民の多くがストレッチ好きになれば、国民病とまで言われている「腰痛」とか、「肩こり」「眼精疲労」が軽減するのですから。
膨れ上がる医療保険料の軽減にも一役買うことができるのでは、と強く強く思います。
「いち、にのさん反動ストレッチ」はもう昔のやり方。
世の中どんどん進化しています。
腰痛予防も、ひと昔前は「腹筋運動」を勧められた人もいるくらい、「筋トレ」が主流だった時代もありました。
しかし私は強くお勧めします。
腰痛予防こそ、ストレッチです!
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