明日10月26日(水)のオンラインレッスン
「肋骨を開く」というレッスンをします。
肋骨が開くとはどういうこと?
そもそも肋骨が開くということはどういうことか?
イメージできる人の方が少ないかと思いますが、これが大事なのです。
上部よりも下部の方が広い鳥かご状の形になっています。
このカゴ状の肋骨の中に、心臓、肺、という循環器系の臓器が鎮座ましましているということです。
この鳥籠はもちろん骨でできているので、ガチッと固められているようなイメージがありますが、
ところがどっこい、ものすご〜く柔軟に動くのです。
そういうイメージを持った上で、肋骨を意識すると話が早い。
肋骨の動きの中で一番イメージしやすいのが「呼吸」
おなじみの腹式呼吸は、おなか(横隔膜)を動かすことになりますが、
胸式呼吸は肋骨が動くことになります。
仰向けに寝て胸に手を置いてみると、上下するのがわかりますよね。
ふだんの人間の呼吸は、胸式呼吸と腹式呼吸が合わさった感じになっているようですが、
とにかく、呼吸するときに肋骨は動きます。
その他、肋骨はどんな時に動くのか?
実はあらゆる動きは「肋骨」のサポートがあればこそ、というくらい、
どんな動きにも肋骨は関わっています。
わかりやすく例えると、アコーディオンのような動き方をするのですね。
実際、肋骨をたとえばギブスのようなもので固めてしまうと、腕を上げることもできないくらい、動きは制限されてしまうのです。
真ん中の「胸骨」というネクタイ状の骨のまわりは、肋軟骨と呼ばれる軟骨組織になっていて、動けるようになっているのです。
その胸骨のまわりを少しほぐすと、肋骨が開きやすくなります。
肋骨が開くとどうなるか?
肋骨の骨の間(いわゆるスペアリブの部分です)は、本来柔らかいはずなのですが、
指の先が入らないくらい固まっていることが多いのには驚きます。
それを開いてみます。
自分で、痛くない程度にね。
(その方法は明日のオンラインレッスンでお知らせします)
少しでも肋骨が開くと、とたんに呼吸がとても楽になることにびっくりします。
酸素がフワッと入り込む感覚になぜか解放感を感じます。
あと、どなたも「姿勢」が自然に良くなります。
肋骨が開く=胸が開く=姿勢が良くなる
肋骨が開くだけで肩の位置がかなり後ろに移動します。
たったそれだけなのに、見た目も身体の感覚も大きく変わります。
その方法を自分で覚えて毎日自分で実践します。
一度覚えたらこっちのもの。
毎日の習慣にすればいいのです。
明日、ぜひご参加ください。
明日の夜も自宅からお届けします。
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