ポールストレッチって何?

ソネジュンコのおすすめ

今や私にとって日常の運動に欠かせないものになっているのが

ポール

ポール誕生秘話

86cmの鉄の棒を使って「ストレッチ」をする、なんていうことを考えたのはもう10年以上前のことになります。

もうすぐ15歳になる私の初孫がまだ小さい頃、

一緒にチャンバラごっこ(今どきそんなことするのも珍しいかも)をしていて、

ピンとひらめいたのがきっかけでした。

とにかく長い棒状のものを使ってカラダをアシストしながら動く方法を、とても斬新に感じていたく感激した私は、

早速、ストレッチに使えそうな「棒」の素材、長さ、太さを調べまくりました。

特にこだわったのが素材。

プラスティック、木材、塩ビ、真鍮、アルミ、ステンレス、鉄、

ホームセンターに行って探すだけでも様々な種類の棒があります。

それを1本1本手にとったり、

背中に当てたり、上に上げてみたり、

素材を決めるまで、毎日ホームセンターに通っていた私。

知らない人が見たら変なオバちゃんだったに違いない。

そして、「鉄」を選びました。

その理由は?

手触り、フィット感など、いろいろありますが、なんといっても「通電性」が決め手になりました。

人間の筋肉は電気で動いています。

筋電図、心電図など、バイタルの検査も通電性を見ているわけです。

元気な人は電力が豊富だし、電力が弱ると元気がなくなる。

ものすごくシンプルだと思いません?

なので、元気になるために電気を起こす必要があるわけです。

通電性のあるものを持って動くと、自家発電できる、という考え方です。

実際、木製の棒を持って動くのと、鉄製の棒を持つのと、感覚がまるで違うことに驚いてしまいます。

鉄の棒を手にすると、電気が流れているのを感じるのです。

さて、素材が決まって、次は形にする段階。

たまたま東大阪でモノ作りの会社をしていた従兄弟に相談して、「鉄工所」を紹介してもらいました。

鉄工所通い

鉄工所に縁ができるなんて、それまで思ってもみなかった私。

まさに大阪の町工場「下町ロケット」の世界でした。(ちょうどその頃流行っていたドラマです)

それまで知らなかった世界は新鮮そのものでした!

まだ金髪モヒカンの私(浮いてる〜)
1本1本丁寧な手作業でできあがるのです。
メッキ工場も見学!すごい!映画みたい

しかしここまでの道のりはなかなか険しいモノでした。

鉄工所を紹介してもらったのはいいけれど、誰になんて説明する?

「ストレッチに使う鉄の棒を作ってください」???

たまたま先代から経営を引き継いだばかりの若社長に話をすることができたので、なんとか私の説明を理解してもらえましたが、

これが年配の経営者だったら話が通じなかったかもしれません。

まったく新しいものを一から作る、ということがこんなに難しいなんて思っていませんでした。

とにかく完成形は私の頭の中にしか存在しないので、そのイメージだけを初めて会う人に説明するわけです。

よくやったと自分でも思います。

すごいエネルギーだったと感心します(自画自賛、自分で褒めなくて誰が褒める?!)

ということで形になったストレッチ用の鉄製ポール。

まだまだ続きます。

次回のオンラインレッスン はそのポール特集です。

ポールでこんなことができる!

生みの親の私だからこそお伝えしたいレッスン内容です。

ぜひご参加ください。

コメント