今日は5月の最終日。
例年に比べてずいぶん早い梅雨入り宣言が出たようです。
「梅雨入り」というとそれだけでちょっと憂鬱気味になったりする方がいるようですが、私は結構好きなのですね。
なぜかというと、その後に控える猛暑の前の息抜きだと思うから。
我が家のベランダを彩る紫陽花も満開で、束の間のゴージャスさを誇っているようです。
◇筋肉が大切です
今さら何ですか?と言われそうですが、
逆に筋力不足は本当に恐ろしい。。。
だから筋肉が大切だと言うのです。
筋力不足による弊害とは? 認知症、うつ、骨粗鬆症、転倒、生活習慣病、肥満、生活全般のQOL低下、などなど、その他に歯周病もそうだと思います
なんとなんと、歳を取って筋力が弱くなるとロクなことがない。
筋力があるだけで、これらのリスクをかなり軽減できるというはっきりしたエビデンスがある以上、筋力トレーニング(いわゆる筋トレ)は、欠かせない、ということです。
◇なぜこんなに筋トレが必要とされるのか?
それは、昔と比べると生活スタイルが一変してしまったから。
たとえば歩く距離。
これはもう100年くらい昔と比べると信じられないくらいの差があると思います。
交通機関が進化し、交通インフラが整ってくるにつれ、どんどん歩く距離が減っていく現実
そしてトイレ。
和式から洋式に変わって、それこそ一変しました。
いい面も悪い面も、どちらもありますが、筋力トレーニングということろだけ切り取って考えるならば、これはもう明らかにマイナスです。
和式のスタイルだと、一旦しゃがんでから立ち上がることを余儀なくされるわけで、それが立派な筋トレになることになります。
その筋トレの機会がなくなった。
そのほか、洗濯機、冷蔵庫、掃除機に代表される家電が流通することによって、主婦の家事労動が激減し、その結果運動量も激減しました。
人間というのは、元々身体を動かさないと生きていけなかったはず。
否が応でも身体を動かすことをしないと、生活が成り立たなかったはず。
本来、人間というのは動くことが大好きな動物なのです。
というか、じっとしていられない動物なのです。(寝ている以外は)
ところが不思議なことに、現代人というのは
パソコンやTV、スマホに向かっていると、
1時間でも2時間でも、
もっと多いかもしれませんね
一定の姿勢で動かずにいられたりします。
そういうのって、昔はなかったはずですよね。
よっぽどのお大尽さまでないと(この表現古い)
(※お大尽(だいじん)=富豪、働かなくてもいい大金持ちのこと)
動かなくても生きていける人間なんてほとんどいなかったと思うのです。
もっと自然に身体を動かしていたに違いない。
好きとか、嫌いとかではなく。
砂利道を下駄を履いて、バランスをとって歩かないとどこにも行けないし、
一日のうち、何回もしゃがんだり立ったりしないと、排泄だってできなかった。
お風呂に入るのにも、風呂桶は脚を上げて乗り越える必要があったし、
身体を洗って流す時に、シャワーではなく、風呂桶から手桶でお湯を汲む必要があった。
あれ、結構重いのです。
今それをやれと言われると、手首を傷めてしまう人続出でしょうね。
というくらい、昔の生活は今の生活に比べて生活全般が重労働だったわけです。
(つい30〜40年前までのお話ですよ)
現代人の生活が動かなくても成り立っている、ということに気がついてほしいのです。
◇だからその分動きましょう!
ということを私は声を大にして言いたい
少なくとも、ひと昔前の筋力に戻すためはやっぱり意識的に「筋トレ」をする必要がある!と考えます。
つらいトレーニング、ハードな運動はする必要がない
と豪語する私ですが、それなりの筋トレはする必要があります、ということで
ゆる〜い、だけどはっきり効果が出る「ゆる筋トレ」をこれからもたくさんの方にお知らせしようと思っています!
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