おなか引き締めはたくさんの人にとって、永遠のテーマですね。
自分の身体の中でどこが一番気になるか?
一番自信がない箇所はどこか?
という質問をすると、
20代以上は老若男女問わず
「おなか」
という答えが返ってきます。
中年以降になるとおなかが出てきて当たり前。
脂肪がついて当然。
と思っていませんか?
古今東西そうなのではないだろうか、と思います。
クレオパトラも楊貴妃も小野小町もエリザベステーラーもおなかが気になっていたに違いない。
だって、ちょっと気を抜くとすぐに脂肪がつくところなのですよ。
しかし、私たち女子はいわゆる
シックスパックと呼ばれるようなバキバキの腹筋を作りたいわけではない
そこんとこ、間違えないようにね
◇なぜ中年以降になるとおなかがダブついてくるのか?
中年以降になると、なぜおなかがダブついてくるのか?
なぜ脂肪が取り巻いてくるのか?
それはもう腹筋の弱小化にほかなりません。
だからと言って、腹筋運動をおすすめするわけではないのです。
私は、おなかの筋肉=腹筋を内臓も含めて考えるようにしています。
胃や腸、消化器系の臓器を収めているのが「腹腔」(ふくくう)というおなかの袋。
それを取り巻くのが腹膜です。
「腹腔」という袋をイメージしてください。
その袋の中に、胃、小腸、大腸、などが収まっているわけです。
胃や腸が無造作に押し込められているわけではない。
小腸の長さが平均6〜7m、大腸の長さも平均1,5mもあるので、
もつれたり、こんがらがったりしないように、
腸同士が膜のようなもので繋がれている構造になっているのですね。
それも含めて、腹筋と捉えるようにしています。
それに、腸そのものも筋肉でできていますからね。
そう考えると、おなかというのは表面の筋肉だけを鍛えていればいい、というものではないことがわかると思います。
◇上体起こしの腹筋に反対する理由
私が大嫌いな上体起こしの腹筋運動は、表面の腹直筋だけを鍛えていることになります。
深い腹筋(インナーマッスル)まではカバーできていない。
中年以降でおなかポッコリになる原因は、もちろん表面のアウターマッスルがゆるんでしまうというのもありますが、
忘れてはならないのが、消化器系を含むインナーマッスルがゆるんでしまう、ということなのです。
締め方を忘れてしまうようですね。
だから、アウターマッスルの腹筋だけを鍛えていても、おなかはちゃんと締まらない、ということだったのです。
昔ながらのいわゆる上体起こしの「腹筋運動」はやめるべきだと、全米バスケットボール協会が発表したのにも関わらず、
まだまだやらせている古いタイプの指導者。
もういい加減にしてほしいのですけどね。
腰を痛める原因になることが実証されているのです。
腹筋運動100回なんて、罰ゲームのようにしていたなんて信じられないですね。
◇アウターよりインナーの腹筋を引き締めよう!
インナーの腹筋を引き締めていく、ということは内臓を積極的に動かしていくことにもなります。
だから、おなかが動くのがわかります。
おなかがよく動くとからだが軽い!
しかし、インナーマッスルの腹筋だけを鍛えるってどうするのか?
アウターの腹筋はゆるませたままインナーの腹筋だけを引き締めていく、という方法を取ります。
「脱力」の感覚が功を奏します。
何よそれ?という方は、5月8日のオンラインレッスンに参加してみてください。
腹筋運動が大嫌いな方は集合
腹筋運動なしで、腹筋を鍛えます。
コメント