最近特によく聞くような気がするのですが、
グルテンフリーとは?
グルテンフリーは、小麦をはじめとした穀物のタンパク質の主成分であるグルテンを除去した食事のこと。
もともとグルテン除去食は、セリアック病や小麦アレルギー、小麦の消化や代謝不良等を改善するための食事療法の中で取り入れられてきた。 ウィキペディアより
テニスプレーヤーのジョコビッチ選手が、グルテンフリーの食生活に変えて圧倒的にパフォーマンスが上がった、というお話もあり、私も注目はしていたのですが、(その時は明らかに他人事だと思っていた)
『グルテンフリー』ということは、要するに「小麦粉」を排除する、ということ。
ということは、
パンや、うどんラーメンなどの麺類も、大好きなパスタも、ピザも、
粉もん文化の大阪人のソウルフード、お好み焼きも、餃子、シュウマイも
ぜ〜んぶ、あかんって?
なんやのん、それ?!
ケーキ、ドーナツ、カステラ、
とんかつ、唐揚げも?
冗談じゃないよ。
食べるもんなくなるやん。
バカにすんな〜〜!
グルテンフリー教か?! えー加減にせえよ。
と烈火の如く怒っていた私が、今や涼しい顔で
「はい、私はグルテンフリー人です」と言っているなんて。
一番信じられないのは、この私。
そして、私の経験談をぜひたくさんの方に聞いていただきたい、ということで、じっくりと書いていきたいと考えています。
①グルテンフリーに挑戦した理由
②グルテンフリーにしてから変わったこと
③グルテンフリー人の食事とは?実践編
長くなるので何回かに分けて書いていく予定です。
①グルテンフリーに挑戦した理由
そもそも私がグルテンフリーに興味を持ったきっかけ、というか「グルテンフリー」という言葉を知ったきっかけは、ファスティングに挑戦したところから始まります。
「ファスティング」自体は、それほど難しくなく(おなかが空いてたまりませんけれど)、それさえ我慢できれば、やろうと思えばできるのです。
ところが、ファスティングが成功するか失敗するかは、ファスティング後の食事(回復食と呼びます)にかかっている、と言っても過言ではないくらい重要なのです。
固形食を一切食べない日が続くわけですから、消化器系の内臓はすっからかんの状態。
完全にリセットされるわけですよね。
そしてその後、まっさらの状態の内臓に入る食物が、問題になるわけです。
ファスティングでおなかが空ききった状態では、あれも食べたい、これも食べたい、と人間の食欲はどんどん膨らんでくるわけです。
まさかいきなり唐揚げやケーキを食べるなんて、そんな無謀なことは考えられないと思いますが、
それまで未経験の断食という事自体、ファスティング初心者にとって未曾有の状態なので、ファスティング後の回復食が大事ですよ!ということを初心者には事前に詳しくお話しすることにしています。
まっさらの状態の腸内にまずどういうものを入れるのか?それが大事だということです。
私の場合、それを考えた時、何を入れると腸が喜ぶだろうとイメージしたわけです。
まず私たちは日本人なので、古来から食している「米」だろうと考えました。
少なくとも小麦ではないだろうとも考えました。
なぜならば、カレールーを使ったお鍋を洗うのと、お粥を炊いたお鍋を洗うのと、どちらが洗いやすいかイメージしてください。
カレールーは小麦粉をたくさん使っているので、そのグルテンがお鍋にへばりついてコテコテ状態になっていますよね。
一方、おかゆのお鍋は洗剤なしですぐにキレイになる。
ということで、ファスティング後はもう米一択、ということになります。
その時の経験、おなかの軽さがとてもいい感じだったのと、その後ファスティング中に食べたくて夢にまで見た「パン」を口にした後のおなかの重さ、後に引くような気持ち悪さ、というのは衝撃的でした。
昔から美味しいパンのお店、を教えてもらったらすぐに買いに行くほどの大のパン好き。
分厚い食パンを軽く焼いて、かたまりが残るくらいの溶かしバターを乗せて食べるのが無上の喜びだった私が、パンを食べて気分が悪くなるなんて!
そういう経緯があり、今では立派なグルテンフリー人なのですが、私の場合結構いい加減なので、
なんちゃってグルテンフリー、と名乗ることにしています。
それでも、はっきりと効果は表れるので、ぜひたくさんの方にお勧めしたいと思っています。
長くなるので、続きは次回。
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