昨日今日と、少し肌寒い気温が続いています
文字通りの「花冷え」
しかし街の中の桜はほぼ満開で、歩く人の姿もすっかり春仕様になってきました
こうして季節がどんどん進んでいきます
さて、ブログのタイトルの「足指を開くべき三つの理由」
足指を開くメリットをお知らせしようと思います
◇レッスン参加でプレゼント贈呈
私のスタジオレッスンにお越しいただくと、先日からこんなものをプレゼントしています
足のネイルをするときに使う「足指パッド」です
ストレッチと足指パッドなんて、どゆこと?ですよね
しかし、これが思いもしないような効果があるのですね
それに関しては、実際にスタジオで効果のほどを実感してください
さて、足指が開くとどんな効果があるか?
レッスンでは毎回のように
足の指を動かしましょう
と言っています。
耳にタコどころか、カメの甲羅ができるんじゃないかと思うくらい
スタジオレッスンでは、靴下を脱いで「はだし」になっていただくか、
足の指を出せるようなソックスを履いていただくことになっています。
毎回のように、自分の足指をじっくり見ることも大事ですし、
足指の動きを観察するのも目的なのです。
さて、
なぜ足指をこんなにしつこく動かせ
と言っているのか
それには大きい理由があるのです。
それを納得していただいて、
たくさんの人が足指を動かすのがあたりまえになったら、
日本の健康寿命が伸びるのではないか、と真剣に考えています。
①足指の動きがふくらはぎを動かす
「ふくらはぎ」というのは、第二の心臓とも言われています。
なぜなのか?
身体にたまる老廃物は、どんどん下の方に移動していきます。
老廃物を流すのは血液、リンパ液なのですが、血流が悪くなると老廃物を流せないので身体に溜まってしまうわけです。
特に足は心臓から遠いので、老廃物がたまりやすく流すことが難しい。
その老廃物の排泄を促してくれるのが、ふくらはぎなのですね。
ふくらはぎの筋肉が動くと、血流がよくなる。
ところが、ふくらはぎの筋肉はかたまりやすいのです。
むくみやすいのも「ふくらはぎ」
冷えるのも「ふくらはぎ」
乾燥するのも「ふくらはぎ」
ここで、うんうんと納得される方も多いと思います。
ふくらはぎの運動でまずイメージするのは
こんな動きでしょうか
つま先立ち
バレエでは「ルルベ」というポーズです。
このポーズをすることで、確かにふくらはぎの筋トレにはなるのですが、
残念ながら、柔らかくはなりません。
血流を良くするためには、筋肉を柔らかくすることが必須
そのために何をすればいいか
ということで、足指を動かすことをおすすめしているわけです。
足指、そして足裏を動かすと、効果てきめん
ものの見事につま先が温かくなっているのがわかります。
②足指を動かすと脚の筋力がアップする
歳と共に衰えてくるのが、特に脚の筋力。
脚の筋力をつけるのがアンチエイジングの基本であることは、たくさんの方がご承知だと思います。
ウォーキング、
ジョギング
スクワット、など努力している方が多いと思いますが、
その前に足指を動かすことをおすすめします。
足指が動いてくると、足のどの部分に体重をかければいいか、はっきりわかるようになります。
そうすると、バランスが良くなるので「体幹」が自然にできます。
同じトレーニングをするのに、「体幹」がしっかりしているのとしていないのと、
まるっきり違うのです
余分な力を入れない分、効果的に筋トレをすることができるわけです。
③足指の動きが全身の血行を促すことにつながる
そして、最後に足指の動きが「全身の血行を促す」ということ。
これが言いたいがためにこのブログを書いているわけです。
今の時代、「足指」というのはほとんどの人が意識していません。
別に気にしなくても全然困らないですしね。
足の指が曲がっていたって、人様に見せるものじゃなし。
足指も足裏も、今はいい靴があるし、
優れたインソールがあるから、
自分でしんどい思いをして動かさなくても、大丈夫
むくんだら、着圧ストッキングがあるさ
なんて考えている人、いませんか
それ、間違いです
自分で動かさなくてどうするんですか
うちのお客様がご主人の足の臭いに閉口して、足指のトレーニングを無理やりさせたところ、
足の臭いが劇的になくなった、という話があります。
全身の血行が良くなって、菌を殺すことができたという事例。
あと、これは私の経験ですが、
足のむくみが気になる糖尿病の方も、楽になったという事例。
サイレントキラーと言われている歯周病が、
糖尿病のリスクを高めることがわかっています。
それと同じように、取り立てて何の症状もない、
意識すらしない「足指の動き」が、全身の血行に関わっているとしたら?
動かない足指こそ「サイレントキラー」ではないかと思う今日この頃です。
足指、動かそう
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