最近話題になっているVIO脱毛
シニア世代が聞いたら泡を吹いて倒れそうになる方もいるかと思いますが、
若い世代の人たちの間では、もう常識というか、別に取り立てて問題視することでもない
らしい、のです。
そもそも
VIO脱毛とは?
VIOとは、Vライン(ビキニライン)、Iライン(陰部の両わき)、Oライン(肛門まわり)のアンダーヘアのこと。
このデリケートゾーンの毛を処理することを「VIO脱毛」といいます。
いやはや、すごい時代になりましたね。
これがもう今や常識なんだそうですよ。
ところが、最近電車の広告やネットの広告などで、
シニアのためのVIO脱毛のおすすめ、なるものを見かけるようになりました。
「介護」をされる側に近づいている世代向けのお知らせとして、
「介護」する人の身になって、少しでも手間を減らしておくためなのだとか。
「介護脱毛」というネーミングまであるのです。
確かに、赤ちゃんのお尻を清拭するのはかんたんだけど、そこにヘアがあると、手間が数倍になるのは明らか。
少しでも拭き残しがあると肌荒れの原因にもなりますし、ニオイも残るわけです。
ということで、介護される側になる前に「VIO脱毛」をしておこう、ということらしいのです。
それも一理ありますよね。
だけど、脱毛してもらう時の体勢とか、痛みとか、どうなの?
そして、そもそも「脱毛」
ってした方がいいの?
ホントのところ知りたいですよね。
ということで、現役の看護師さんや、介護士さんたちに聞いてみました。
私もめちゃくちゃ興味ありますし。
◇なぜ毛が生えるのか?
「体毛」の役割は、「体温を保つ、外からの刺激(紫外線、擦れ、衝撃)から からだを守る」ことにある。
という古くからの定説がありますが、
生殖機能が備わってくると、毛が生えてくる陰毛に関しては、そのわけは今もってミステリーとまで言われているくらい、謎めいているらしいのです。
本当はわかっていないのね。
ということは別になくてもいいのか?
昔から、大事な場所には毛が生えていると教わっていた世代の私たち。
昔は脇の毛を剃るのも憚られていた時代がありました。
ましてや、男子が脛の毛であろうと脇の毛であろうと、剃るなんてとんでもない!
なんて考えるのは古い世代だけで、
今や、男子もするなり「全身脱毛」です。
時代は変わるのです。
◇現役看護師さんの偽らざるご意見
✨40代看護師(内科病棟勤務)のご意見 毛があるとかないとかで、特に気にしたことはありませんね。 どちらにしても、便はお湯で流しますから、あまり関係ないかと思います。 お歳をめしてくると、ほとんどの方はVIOの毛が薄くなってきますから。 別にわざわざ脱毛する必要はないかと思います。
✨50代看護師(外科病棟勤務)のご意見 VIOの部分は自分では見ることがほとんどない部位なので、毛深いか薄いかは自分ではわからないと思います。若い人はやはり毛深いことが多いので、清拭に時間がかかることもありますが、年配の方は薄くなって来られる場合が多いので、私は困った経験がありません。将来の介護に向けて今から脱毛をする必要もないのでは、と思います。
✨50代介護士(老人施設勤務)のご意見 毛があるより、ない方が清拭が楽になるのは確かだと思いますが、私はそれほど困った経験はないですし、あえて「脱毛」をする必要性はないかと思います。
ということで、私が直接お聞きした3人の医療関係者のご意見をお届けしましたが、みなさんどちらでもかまわない、とのことでした。
実際にVIO脱毛の必要性を痛感するのは介護する側なので、される予定のある我々にしてみれば、申し訳ないですがどちらでもいいのかと思います。(無責任極まるオチですね、スミマセン💦)
どっちやねん😡
一昔前の脱毛はそれ自体痛みを伴うものでしたが、最近は技術が向上して、ほとんど痛みは無くなっているらしいのです。
なので、自分で気になる方は脱毛するのもありだと思いますが、
私はどうするか?と聞かれると、
たぶん一生しないかと思います。
ここまで引っ張ってきて結論がそれなのか!
叱られそうなので、ここからが大事なところですが、
シニアがVIO脱毛をしてよかった、というお話を次回書いてみたいと思います。
楽しみは次回に繰り越しです。
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