今日が28日、今年も残すところあと数日。
いやはや、今年は私にとって忘れられないとんでもない年になってくれたようです。
あれからもう一年近くが経つのかと思うと不思議な気がしますが、
今年の2月の初め、私は確実にあちらの世界への戸を叩こうとしていたのです。
「やっぱりや〜めよ、戻りま〜す」なんていう軽いノリでこっちに戻ってきたわけですが、よく戻れたものだと、今頃になって怖ろしさを噛みしめています。
12年前に罹患したガンに比べて、今回の「大動脈解離」という疾患は、
事前の兆候なし、突然来る、というとにかく大変迷惑千万極まる病気なのだということを身をもって知りました。
がんの場合は、しばらく前から何か違和感がある、疲れやすい、しんどい、いつもと違う、、いったいこれは何?
私の体に何が起こっているのか?ということを考える余地があるわけで、
どの病院に行けばいいか?
どういう治療があるのか?など、予備知識を勉強する事ができたのですが、
今回の「大動脈解離」に至っては、本当に突然症状が現れるので、考えるゆとりも何もなく、気がついたら救急車の中だったのです。
私は、この仕事柄「健康」を売りにしているわけで、ふだんからできる限りのことをしてきたと自負していましたし、
数値的にも(血圧や血液検査など)安定しているという自信がありました。
それでもこういう病気になるのです。
風邪は引いたことがないのに心臓の血管は破れるのですね😰
人間、何があるかわからないです、本当に。
救急医療が徹底している地域にいたことで、助けられた命だと思います。
たくさんの方に命を救っていただいたわけです。
感謝するしかありません。
ただただ、ありがとうございます。
繋いでいただいた命で、来年2026年もたくさんの方のお役に立てるような仕事をしていきます。
2月の入院中1ヶ月以上も、寒風吹き荒ぶ我が家のベランダで必死に耐えてくれたクリスマスローズが今年も満開です。


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