ひと昔前は、こんなに一人暮らしの人が多くなるなんて
誰も考えていなかったと思います。
そこで、一人世帯の割合を調べてみました。
なんと、日本の全世帯の38%が一人世帯で、5年前よりも増加、
さらに単身高齢者(私のような)に限って言えば、前回の調査よりも13.3%も増えているというのです。(私も貢献していたわけですね)
そして、これから先もこの傾向は高まってその数がどんどん増えてくるのでしょうね。
一人暮らしってどうなの?
ともすると、マイナスにとらえられがちな「一人暮らし」ですが、
いつ何時、誰もが一人暮らしになる可能性があるわけですから、一人暮らしをマイナスに捉えることなく、 楽しめるように準備しておくことも必要なのではないかと考えています。
というか、 私は本当に一人暮らしって楽しいと思います。
ということで、 一人暮らしを楽しむために必要なスキルが なんといっても「料理」 自分の食事作りだという提言をしています。
料理、めんどくさいですか?
煩わしいですか?
楽しいですよ。
自分一人の分だけ作るなんてかえって無駄なんてことを言う人もいますが、 それは大きな間違い。
そこ、頭使うとこです!
そこで、私から二つの提案をします。
1 「野菜の重ね煮」をマスターする
2 調理法の常識にとらわれないこと
1 「野菜の重ね煮」 をマスターする
一人分の食事だけど、 栄養が偏らないように食材をたくさん使いたいものです。
だけど、カレーとか、シチューなど、 一人分だけ作るのもなんだかなあ という料理もありますよね。
でも待って カレーとか、シチューって 中に入っている具材が似かよってません?
ということは、 具材だけ下拵えしておいて、後から味付けで工夫すればいいのです。
たとえば、今日はカレー
明日はミネストローネ
明後日は豚汁
なんていう夢のような調理を可能にしてくれるのが 野菜の重ね煮 という調理法
私のブログでも何度も紹介しています
ひとりご飯の秘訣① (アメブロに飛びます)
この「重ね煮」は長年続けていて、私の食生活を支えてくれています。
特に根菜類はなかなか毎日調理できないので助かっています。
カレーもシチューもたった10分でできちゃうのですよ、すごいでしょ。
今日はどんな料理に変身させようか、考えるのも楽しい。
2 調理法の常識にとらわれないこと
おふくろの味として、ヘルシーなお惣菜として、定番のレシピがあります。
たとえば、
・きんぴらごぼう
・ひじきの煮物
・切り干し大根の煮物
などなど
どの食材もヘルシーですね。
繊維質も豊富。
ビタミン、ミネラルも豊富。
毎日でも食べたいメニューです。
だけど、自分で調理するのはちょーめんどくさいレシピばかり。
ということで、シングルのキッチンではあまり登場しない食材かと思います。
惜しい
ひじきだって、煮物にしようとするからめんどくさいのです。
乾燥ひじきを戻して炒めて味付けする手間、そして汚れたボウルや鍋を洗う手間まで考えると、シングルはかなりひいてしまうことになりがち。
だから手間を減らせばいいのです。
ひじきは戻してからさっと湯煎してサラダにするのです。
ひじきとキュウリ
ひじきと夏だったら枝豆のサラダ
それに青シソ、ワサビをプラスしたサラダは絶品です
手間ひま減らす料理法をたくさんレパートリーに加えるのが
一人暮らしの料理のコツですね。
切り干し大根だって、戻す手間を考えるからめんどくさい。
戻さずにそのまま調理できるって知ってます
フライパンに少々油をひいて、そこに豚バラ、にんじんを入れて炒めます。
フライパンに少々油をひいて、そこに豚バラ、にんじんを入れて炒めます。
油が回ったら、水、めんつゆ、みりんを入れて煮立たせます。
そこに乾燥した「切り干し大根」を直に投入して、7、8分炊くだけ。
炊いている間に自然に戻ってくれる切り干し大根
煮つゆの味を吸い込みながら戻るので、味が染み込みやすく、コクが出るのが特徴です。
美味しいし、何よりあっという間にできちゃうのですよ◎
切り干し大根を戻さないといけないという常識は見事に覆されました。
ぜひお試し下さい!
自分で勝手に常識にとらわれてしまっていることが
自分の行動を制限している。
料理だけではなく、いろんなことで通用するのだろうなと思います。
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