◇「筋リンパ療法」(すじりんぱりょうほう)
これは私が自分の経験から編み出した治療法で、私のオリジナル、そして私が名付けたものです。
長年、人様の身体に関わる仕事をしてきて、いろいろなタイプ、症状に触れているうちに、人間の身体には「筋道(すじみち)」と言えるような道筋があることに気がついていました。
私が感じる身体の「筋」とは、体中の各筋肉をつなぐ芯糸のようなものだとイメージしてください。
筋肉は個々で働くものではなく、体中の様々な筋肉が連携しあって、いろいろな動作ができるようになっています。
そしてその筋肉の中の筋が各筋肉をつないでいるのだ、と言うのが私の持論です。
たとえば肩が痛い、腕が上がりにくいと言う場合、手のひらの母指球と言われる部分、親指の付け根の盛り上がったところを押してみると、強烈に痛いはずです。これは筋が首や肩から腕を経てつながっているからなのです。
試しに手のひらを軽くマッサージして柔らかくすると、肩の痛みが少し楽になってくるのがわかります。
◇後遺症に最も効果的です
昔の怪我の後遺症が原因で、思わぬところに痛みやしびれが出てくると言う場合があります。
そういう場合には症状の出たところだけを直したとしても、また同じことの繰り返しになるわけです。
私は、その後遺症の筋道をたどって、その方の体の履歴などを考慮に入れながら、調整しながら痛みをとっていくという方法を取ります。
後遺症だからもう一生治らない、とあきらめている方はぜひ私のところにお越しください。
人間、怪我をすると大なり小なり一生後遺症が残るようです。
どうしてこんなにすぐに脚が痛んだりだるくなったりするのだろう、と思っていたら、
幼い頃の怪我が原因だった、というように、
自分ではまったく意識すらしていなかった、もう意識から消えていた怪我が邪魔していた、というケースは本当によくあることです。
ご本人の記憶には残っていなくても、「何かあったのではないですか?」という私の疑問を解明するためにご実家のお母様に聞いたところ、幼い頃の怪我が判明したというケースはよくあります。
占い師かと言われます(汗)
私としては名探偵コナンになった気分なのですが(笑)
◇筋リンパ療法が効果的なケース
関節の故障、肘、膝の痛み、特に四十肩五十肩には目覚ましい効果があります。
怪我の後遺症で関節が曲がらない伸びない場合なども筋療法が効果的です。
生来の体の硬さで、ストレッチが苦手な方は、筋が邪魔している場合があります。
ex.1 56歳女性パート勤務
老人性のリウマチの初期症状で、手指の第一関節が曲がって伸びないケース。
1回の施術で関節がかなり柔らかくなって、指が伸びました。
ex.2 25歳OL
学生時代に続けていたスポーツで左足に負担をかけていたためか、内側に軟骨が飛び出てきて、靴を履くと痛みがある。それがひどくなってきて、靴を履くと長く立っていられない状態にまでなってきて尋ねてこられました。
以前診察を受けた外科では切開手術を勧められたそうです。
軟骨と言うのがクセもので、骨のようにもう動かしがたいもののように捉えられがちですが、案外筋の塊だったりする場合が多いのです。
彼女の場合も1回で飛び出た軟骨がかなり小さくなり、固まっていた軟骨が動くようになりました。
帰り際靴がかなりスムーズに履けたようです。
ex.3 80歳女性
左足の甲にできたガングリオンが元でヒザを故障、正座が不可能と言う状態で来られました。
長らく正座をしていなかったためか、足首が十分に曲がらず、またご自分でも足首をあえて動かさないようにしてこられたためか、足首付近の皮膚の色が黒ずんでいました
早速ガングリオンを筋リンパ療法で小さくし、膝裏と大腿部前面の筋肉をほぐしたところ、すぐに膝の痛みが取れ、正座がスムーズにできるようになりました。
正座をすると嫌でも足首を屈伸することになるので、かなり血行が良くなるのでしょう。
その後、皮膚の黒ずみもだいぶ取れてきれいになってこられたようです。
◇筋リンパ療法の効果が出にくいケース
ステロイド系の薬などを服用している場合、
筋そのものが冷えて固まっていると思われます。
こういう場合は効果が出にくいです。
身体が冷えて固まっている場合、疑い深くて固まっている場合も同じです(不思議ですが)
人の身体に触れて電気の流れを感じることができる
のは私の幼い頃からの特技というか、習性というか、特性というか。
こういうことは誰にでもある普通のことだと思っていたのは私だけのようでした。
母からは人様に言ってはいけないと言われていて、長らく封印していたのを大人になってから解放したわけです。
私のような人間もいるのです。
私のこの特性をぜひたくさんの方のお役に立てたいと思っています。
どうぞお問い合わせくださいませ。
コメント