改めて「大動脈解離」の手術法って?

大動脈解離

のっけから愚痴になりますが、夏ってやっぱりこんなに暑いのですね。

でもまだまだ、あと2ヶ月以上この暑さが続くのかと考えると、気が遠くなりそうです。

エアコン様様ですね。

ひと昔前は、「エアコンはこまめに切って節電しましょう!」なんていうことがよく言われていましたよね。

最近ではそういうことはまったく聞かれなくなりましたが、

未だそれを守っているシニアたちが、熱中症で倒れているらしいとか。

エアコンは、こまめにつけたり消したりするよりも、一定の温度でつけっぱなしにしている方が電気代の節約になるのですよね。

っていうか、この暑さでエアコンを消すなんて自殺行為にもなりかねないと思いますが。。。

みなさん、耐えましょうね。

改めて「大動脈解離」の手術法って?

これは以前のブログでも書いたと思いますが、

大動脈解離(だいどうみゃくかいり)とは、“外膜”、“中膜”、“内膜”という3つの層でできている大動脈の内膜が縦方向に剥がれるように裂ける病気です。
血管が破裂する一歩手前の段階で、緊急で治療が必要となることもあります。
大動脈とは心臓から全身へと血液を送る血管のことで、心臓から出て首まで上に向かう“上行大動脈”と首からお腹まで下に向かう“下行大動脈”に分かれます。
大動脈解離は、心臓に近い上行大動脈が裂ける“スタンフォードA型”と、心臓から少し離れている下行大動脈が裂ける“スタンフォードB型”に分けられます。
大動脈解離の主な原因は高血圧です。そのほか、マルファン症候群などの生まれつきの病気や、事故などで胸を強く打ち付けることなどによっても発症することがあります。
大動脈解離では、何の前触れもなく胸や背中に強い痛みが出ます。痛み以外にも、病気の進行度合いや大動脈解離が起こる場所によってさまざまな症状が現れます。

参照:メディカルノート

実際にその手術を受けた私がお伝えしようと思います。

大動脈というのは、心臓の裏側を通っているらしいのです。

その血管が破れる、裂けると、当然血液が漏れるわけです(動脈ですしね)。

私の場合、どうやらスタンフォードA型で緊急手術ということになったようで、その裂けた大動脈を人工血管に置き換える処置が取られたわけです。

大動脈解離で裂けた血管を置き換えるには、一旦心臓を外に出す必要があります。

さらに心臓を外に出すためには、肋骨を切断する必要があるのです。

術後に担当医から聞いた言葉が、

「肋骨はしっかりつないでおきました」

術後、まだ頭の中が混乱している状態で聞いた言葉だったので、私の方も

「あ〜そうですか、お世話になりました」

と軽く返事したのですが、後から考え、プラス自分の胸の手術痕を確認して、ちょっとビックリ。

そして、意識が戻るにつれ、傷跡を見るにつれ、肋骨を切断して心臓を取り出した手術法を想像して、さらにビックリ。

どんな道具で切ったのか?

電動ドリル?まさかノコギリ?

どんな音がするのか?

あ〜〜考えれば考えるほど、意識が遠のいていくような恐怖の世界です。

でも、そこからこうして生還させていただいた人間の英知にひれ伏す思いです。

Instagram投稿用に作った画像です。

最初はグロテスクそのもので、見るたびにギョッとしていた60針以上の手術跡も、少しずつ薄くなってきて、

まさに「谷間メイク」のように見えるからおもしろい。

実際、ミスコン、ミセスコンのドレスメーキングで胸の谷間にシャドウを入れることがあるのです。

私の手術痕もちょうどそんな感じ。

担当医もその仕上がりに自信を持っていた私の手術痕。

お世話になりました。

ありがとうございます🥰

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