筋肉命!

歳を取るって楽しい

最近、いろんなところで「筋肉」に関してお話しさせていただく機会が増えました。

私ってこんなに筋肉が好きだったのかと思うくらい、筋肉の重要性に関して熱弁を奮っています。

最終的に筋トレをしようという結論に導くことになるわけですが、

どうしてこんなに今筋トレが必要なのかをお話しする時に、必ず昔と今の生活スタイルの変化を取り上げています。

今71歳の私が物心ついた時代は、昭和30年代に入った頃。

戦後10年経つか経たないかの頃です。

日本がまだまだ戦後を引きずっていて、みんなが貧しかった頃をはっきり覚えているのが私たちの世代。

私よりも2、3年若い人だったら知らないような街のさびれた風景を覚えているのは、この歳になってみると何だか嬉しくて、トクをしたような気分になります。

今は高層ビル群が立ち並んで大都会の様相を誇るJR大阪駅前の広場にバラックが残っていたこと。

阪急電車の線路脇のガード下に白い服を着た片脚の傷痍軍人がたむろしていて怖かったこと。

街のあちこちに小さな子どもを連れた乞食が、アルミのお弁当箱を前に筵に座って物乞いをしていたこと。

今では映画の世界でしかみられないような風景が現実に残っていた時代です。

今となっては昔話でしかないようなお話ですが、その頃の生活と今の生活を比べると、そこにははっきり差があるのを、私の世代は実体験として語ることができるのです。

どんなもんだ!!(別に自慢することもないのですが)

その生活スタイルの変化をこんな形で形でお見せすることにしています。

ということで、ここで講演会の一部をご覧いただきます。

左からトイレの様式の変化〜和式から洋式

真ん中は水道の蛇口の変化

右がドアノブの変化

ちょっとしたことなのですが、この変化の影響がどれだけ大きいか、私は知っているのだ!

そして、これです

中年の日本女性が、なんと一俵50kgの米俵を五俵も背負っていたり、

たらいに子どもを四人も乗せて頭の上に乗っけている姿。

とにかく、昔の人間は体力、筋力、ともに優れていた事実。

それもジムに通って体力をつけていたわけではなく、ふだんの生活の中で自然につけていたわけです。

今の私たちが昔の人たちの体力をつけようとするならば、筋トレをするほかないのです!

ということで、

ゆる筋トレ、やりましょう!

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