瞬く間もなく2月です。
一年で一番寒い時期。
私としてはワクワクな季節です。
2月といえばバレンタイン❤️
それにふさわしいカラーということで、サムネもピンクにしてみました。
季節ごとのイベントがすっかり染み付いていますね〜
これは企業の戦略に違いないと思いながらも、うまく乗せられています。
◇明日2/2 骨盤底筋とヒップ引き締め
なんで、骨盤底筋とヒップなの?
なんて言われそうですが、私のレッスンを受けてくださっている賢明な方々なら
「今さら何を?」と考えられると思います。
そう、骨盤底筋とお尻はお隣同士、というか、同じ穴のムジナ、というか、
分けて考える方がおかしいよ、ということなのです。
言うならば、どっちもパンツの中にある!
ちょっとダイレクト過ぎますか?
今73歳の私は、中高生の頃、(今から60年ほど昔の話になります)
まだ携帯電話など影も形もない時代のお話ですよ。
友達の家の電話番号、親戚の家の電話番号、
軽く30件以上の電話番号を空で言えた。
私だけではなく、みんながそうだったのです。
それが当たり前だった時代。
電話番号に象徴されますが、昔はできて今はできなくなってしまっていることが、
考えてみるととても多いことに気づかされます。
これだけ生活様式が大きく変化しているので、それは当たり前だと簡単に片付けていいのだろうか?
いつも考えてしまうのです。
なぜかというと、
私の曾祖母、ひいおばあさんのことを覚えているから。
私がまだ5.6歳になるかならないかの頃、
彼女はまだ達者で存命していたのですが、たぶん80歳は優にすぎていたに違いないのですね。
彼女は、明治11年(1878年)生まれ
明治維新が1868年、
日清戦争が1894年ですから、
立派に明治の女性です。
数々の戦争を乗り越えてきたわけです。
私が覚えているのは、中庭の縁側にきちんと正座で座って、のどかにひなたぼっこをしている曽祖母の姿。
トイレも自分一人で行っていた記憶がありますし、
(水洗ではない和式のトイレ)
(おまけに柔らかいトイレットペーパーではなく、落とし紙だった)
(廊下の奥の薄暗くて寒いトイレ)
(夜は豆電球1個)
明治の女性は、下着はパンツではなく、
「おこし」と呼ばれる巻きスカートのような下着だったのですね。
「おこし」を物干し竿に干している風景を覚えています。
その頃は「おばあちゃん、パンツ履けばいいのに」と思っていた。
そして私が言いたいのは、
その頃の女性は「経血コントロール」ができていたということ。
これは本当にすごいと思います。
「経血コントロール」とは、生理の出血を尿を溜めるように溜めておいて、トイレに行った時に尿と一緒に出すこと。
おしっこを我慢できるのだから、血液も我慢できて当然だということなのでしょうね。
考えられないですね。
そう、この「骨盤底筋」がちゃんと働いているわけです。
今ものすごく問題になっている
尿もれ、
それこそ、この骨盤底筋が働いていない証拠。
ふだんから使っていないからなのですね。
昔の女ができていて、今の私たちにできないはずがないのです。
経血コントロールとまではいかなくても(もう経血はとっくにないけど)
骨盤底筋を締める意識くらいは、ちゃんと育てましょうね。
ということで、骨盤底筋とヒップを引き締めます。
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