今日は8月9日、長崎市に原爆が投下された日です。
私が子どもの頃は、6日の広島原爆記念日、9日の長崎原爆記念日と並んで、TV,新聞などメディアもずっと原爆関連の放送をしていたように覚えていますし、
亡くなった母は毎年その日になると、自分の身近なことのように悲しんでいたのです。
それを思うと、戦争は遠くなりにけり、なのでしょうね。
ですが、できる限りいつまでも語り継いでいかないといけません。
あ〜〜、それにしても暑い日が続きます。
ここまで暑い日が続くと、体力がどんどん失われていきます。
でも感染しないために、体力、抵抗力は下げたくありません。
かといって、この暑さの中、汗だくになってからだを動かすことは避けたい。
じゃあどうすればいいのか⁉️
こんな厳しい季節は、無理に動かなくてもやれることをやってたらいいのです。
いやいや、やっぱり一日一万歩は歩かないと、という方。
そんなしんどいことはしなくても大丈夫ですからね。
それはまた、いい季節になってから再開すればいいのです。
ではこの厳しい季節にぴったりの運動は?
ということで、私は涼しい部屋で無理なくできるストレッチをオススメしているのですが、
その前に「基本のき」として、ふだんからしておいてほしいことがあるのです。
それは、足指を動かすこと。
レッスンでは毎回のように
足の指を動かしましょう
と言っています。
耳にタコどころか、カメの甲羅ができるんじゃないかと思うくらい
スタジオレッスンでは、靴下を脱いで「はだし」になっていただくか、
足の指を出せるようなソックスを履いていただくことになっています。
毎回のように、自分の足指をじっくり見ることも大事ですし、
足指の動きを観察するのも目的なのです。
さて、
なぜ足指をこんなにしつこく動かせ
と言っているのか
それには大きい理由があるのです。
それを納得していただいて、
たくさんの人が足指を動かすのがあたりまえになったら、
日本の健康寿命が伸びるのではないか、と真剣に考えています。
①足指の動きがふくらはぎを動かす
②足指を動かすと脚の筋力がアップする
③足指の動きが全身の血行を促すことにつながる
ということで、
順番にお知らせしていこうと思っていますので、どうぞしばらくお付き合いください。
特に若い人たち、そして子どもたち。
足指が動いていない人たちが多いことに、私は心を痛めています。
「正座」すらできない人が多いのだから「跪座(きざ)」は期待できないでしょうね。
というか、「跪座」という言葉も知らないのではないでしょうか?
跪坐(きざ):つま先立ちの正座のこと
「正座」から「跪座」への流れるような動きというのは、日本人にとって「原風景」と言ってもいいくらいの動き方だと考えています。
畳の上に座って、立ち上がる時、「跪坐」ができないとスムーズに動けないのですが、これができない人たちがとても多いのです。
だって、跪座なんてふだんの生活でまったくすることがないですからね〜
私のような「和式トイレ」経験者は、跪座ができないとトイレを使うことができなかったわけで、強制的に足指のトレーニングをしていたことになります。
洋式トイレが日本中に広まった結果、跪座ができない人たちが急増したことは自明の理。
「跪座」という言葉も消えました。
「跪座」が消えたのと、子どもたちの体力が低下したのと、関係がないのでしょうか?
今、私たちができることを粛々と続けていきたい、
そう考えています。
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