病気は学び

大動脈解離

2025年の年明け、

今年は仕事をどういうふうに展開していこうか、講演会をもっと増やしていこうか。

いつもの年明けと変わらぬ2025年の抱負を思い描いていました。

それまでの流れが当然続くものだと信じて疑わなかったわけです。

一日1万歩なんて、歩けて当たり前。

少々の重い荷物を軽々運べて当たり前。

スーパーに一人で買い物に行って、ウチで料理して食べて当たり前。

当たり前すぎて、それがどうした?という感覚だったと思います。

それがこんなに急に、いとも簡単に、ものの見事に崩れ去るなんて。

ベッドから起き上がるのも一大決心(トイレが間に合わない😢)

夕方暗くなってきて部屋の照明をつけに立ち上がるのも一大決心(暗い部屋に一人でいることも😰)

歯を磨くのも、顔を洗うのも一大決心。

風呂の蓋がこんなに重いなんて知らなかった。

階段や段差がこんなにつらいものだと、初めて知った。

例えるならば、まさに

一夜にして10歳以上歳を取った気分でした(浦島太郎か?)

『自分の身体が実際に急激に老いる』

こんな経験も普通ではなかなかできないと思います。

例えば、ベッドから起き上がってトイレに行く、などという普通にできていたことが急にできなくなる。

いやいやあんなに大変な手術をしたばかりなのだから、それは仕方ない、と頭ではわかっていても身体は理解できていない、なんていうジレンマでイライラすることもしょっちゅうでした。

だけど、自分の身体がそうなっていくと、不思議なことに見えるものも変わってくるのです。

世の中、車椅子の人、杖をついている人、ヘルパーさんと一緒にゆっくり歩いている人、

一人だったとしてもゆっくり歩いている人、が多いのです。

今さら何言ってんの?なんて言われそうですが、

今自分が実際に、杖をついたお爺さんに抜かれるくらいのゆっくりのスピードでないと歩けない状態になって初めてわかったわけです。

まさに病気は学びでした。

本当に感謝しかありません。

『むくみ』体験?!

実は私、発病前は「浮腫み」知らずでした。

12年前のガン闘病の時、「冷え」はあったものの「浮腫み」はそれほどひどくなく、実際にむくみのつらさは体験したことがなかったのですが、今回イヤというほどその辛さを知ったわけです。

今回のひどい浮腫みの原因は、どうやら「貧血」だったようです。

本当に「貧血」というのは様々な疾患の原因になるようです。

今、私は貧血を克服するべく、日々がんばっていると言ってもいいくらい。

ということで、浮腫みもずいぶん良くなってきています。

浮腫みが消えた分、体重は減ってしまったのですが、

浮腫みのつらさを体験できたことは私にとって「学び」だったと確信しています。

この貴重な学びは、皆さまのためにぜひ活かします。

ご期待ください。

コメント

  1. 黒仁田亜紀 より:

    ブログアップ、有難うございます。いつも見ています。
    病気をしたことで、物事の見え方や感じ方が変わるんですね。また別のステージに登って発信してるように思います😊
    先生考案のゆるボールエクササイズ、マイペースな私ですが、皆さんに良さが伝わり上手にボールが使えてます。もっと沢山の方に実感してもらえるよう広がるよう頑張り続けます。そして、またジュンコ先生と千夏先生に会いに行きます!!私のこと忘れないでくださーい。

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