からだが硬い人、柔らかい人の差はいったいなんだろう?
筋肉そのものの硬さだけの話なのか?
でも筋肉が柔らかいはずの子どもにもからだが硬い子がいるのはなぜ?
その理由がはっきりしたのは「ゆるボール」を発見した時でした。
人間の関節は誰でも動くように作られているはず。
なのに動かない、動かせないのはなぜか?
それは自分で知らず知らずのうちに力を入れてしまっているから。
本当はもっと動くはずなのに動かしていない、動かせない。
要するに「脱力」ができていないから。
それにつきると言ってもいいくらい。
力を抜く。
脱力する。
これができればストレッチのスキルはもちろん上がりますし、無駄がなく疲れない身体の使い方ができるようになってきます。
完璧に脱力した状態で筋肉を伸ばすのが、ストレッチの王道なのだ
ところが、完璧に脱力した状態を自覚するのは容易なことではありません。
自分が今、力を入れているのか、抜いているのか。
入れているつもりがないのに、力が入っているという状態が続くと、完全脱力がとても難しくなってきます。
私は誰?
ここはどこ?状態になるのですね。
ゴルフの練習などで、インストラクターから
「もっと力を抜いてください」
と言われた経験ありませんか?
ゴルフに限らず、たとえばテニス、野球、水泳、スキー、スケートもそうですね。
どんなスポーツも力を抜くことがマストです。
スポーツに限りません。
書道、絵画、編み物、楽器演奏、歌、料理、
ぜんぶです。
どれもこれも、力が入っていたらうまくいかない。
逆に言えば、「脱力」ができるとほとんどのことがすぐにできてしまうわけです。
運動神経がいい人、器用な人、というのは要するに
「脱力」が上手な人、ということなのだと考えています。
指導する私たちも、脱力状態を意識してもらうって、とても難しいのです。
身体の感覚を共有することができたら、といつも思っていました。
それほど難しい「脱力」
それを、簡単に体験できる方法を見つけたのは、忘れもしない今から5年前の2017年のことでした。
それほど難しい脱力。
指導する側にとっても難しい脱力。
その「脱力」が一瞬にして誰でもできてしまう方法
それが「ゆるボール」を使うストレッチ法だったのです。
この方法を発見した時は、ちょっと震えました。
そして、いろいろ調べて、誰もやっていないことにまたまたびっくり![]()
今や、スタジオ ソネのメインのストレッチコンテンツになっています。
スタジオレッスンで取り入れたところ、みなさんが一様に大喜びしてくださったことを覚えています。
バランスボールを再び蘇らせよう、
と考え出したのが
ゆるボールストレッチ®︎
ごくごく一般的なバランスボールに入れる空気の量を3分の1くらいにして、誰もが安心して楽しんでできるエクササイズを考えました。
アスリートや体力のある人でなくても、
子どもも大人も、老人も若者も、
運動経験のある人もほとんどない人も、
身体を鍛えたい人も運動不足に悩む人も、
リハビリにも、ウォーミングアップにも使えるってすごい、と思いません?
ただ、寝るだけでもしぜんにトレーニングになってしまう。
こんな楽チンなエクササイズは他に絶対ないと思います。

ひたすら自画自賛!
ということで、あさって9月18日のオンラインレッスン

もう「新米」の季節ですね!
ゆるボールを使うとこんなことができる!というストレッチの特集をします。
ご参加ください!


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