72歳の私がなんで10代なのか、まず結論をお知らせするところから始めます。
でないと落ち着かないですよね。
それは、なんと「歩幅」のお話。
iPhoneの機能で、「ヘルスケア」というのがあります。
その中に、1日単位で歩数、歩行距離が表示されるのですが、さらに詳しいデータを自動的に測ってくれていて、その中に歩幅があるのです。
それによると、私の歩幅は
“65cm”
それがどうした?ということで、平均の歩幅を調べてみました。
ネットから引っ張ってきたデータです。
これによると私の歩幅65cmは、なんと10代女子の平均だということになりますね。
うっそや〜〜ん、と言われようとなんと言われようと、ホントのお話。
30代の平均ですね、と言われたらちょっと嬉しいかも、ですが10代の平均とまで言われると、嬉しいは通り越して「ほんまか〜〜い」と疑りたくなるのですが。
どうしたことでしょうね。
老化の進み方を測るテストの中の項目にこんなものがあります。
Q.あなたの歩くスピードは人よりも速いか、それとも遅いか?
こういう質問はかなり主観的ですが、誰かと一緒に歩いた時のシーンを思い出すということでいいのではと思います。
大阪人はせっかちで歩くのが速いと言われますが、東京もかなり速いような気がします。
で、私の場合は、昔から歩くスピードは「速い!」と言われていました。
まあまあ筋力だけは昔からある方なのだと思いますが。
最近になって様々なニュースで筋力がらみのカタカナ言葉が言われることが多いのですが、何それ?というものもあるわけで、ここでちょっと整理してみたいと思います。
①ロコモティブ・シンドローム
運動器の障害のために移動機能の低下をきたした状態を 「ロコモティブシンドローム」=ロコモといいます。
人間が立つ、歩く、作業するといった、広い意味での運動のために必要な身体の仕組み全体を運動器といいます。運動器は骨・関節・筋肉・神経などで成り立っていますが、これらの組織の障害によって立ったり歩いたりするための身体能力(移動機能)が低下した状態が、ロコモなのです。ロコモが進行すると、将来介護が必要になるリスクが高くなります。
②サルコペニア
サルコペニアとは、加齢によって筋肉量が減少して筋力や身体機能が低下する状態を指す医学用語です。
ギリシャ語の「サルコ(筋肉)」と「ペニア(減少)」を組み合わせた造語で、日本語では「筋減少症」とも呼ばれます。
③フレイル
フレイルとは、医学用語の「frailty(フレイルティー)」の日本語訳で、健康な状態と要介護状態の中間の段階を指します。
加齢によって筋力や心身の働きが低下し、社会的なつながりが弱くなることで、生活を送るために支援を受けなければならない要介護状態に近づいてきた状態です。
高齢者に関する言葉で聞いたことがない新語がこんなにたくさん生まれてくる、ということは何かと需要が増加しているのではないか、と勝手に分析している私です。
しかしこれらの言葉、ロコモティブ・シンドローム、サルコペニア、フレイル、どれも筋力が関わっています。
要するに、歳をとって筋力が低下すると起こり得る症状です。
何もしないと、筋力はどんどん衰えるのは誰でも承知。
だからやるのです!
つらいことなんてする必要はありません!
明日から始まる新プログラム、ぜひご参加ください!
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