昔から
放し飼いにしていると、どこに行ってしまうかわからない、というのが私のイメージらしいのですが。
「緊縛ストレッチ」と言っても、決してエログロSMの世界のお話ではないので、それを期待する方はご遠慮くださいね。
しかしまたどうして「緊縛」をおすすめするのか?
「緊縛ストレッチ」には、こういう本格的な麻縄を使います。

綿の縄(ロープ)ではなく、神社のしめ縄にも使われている「麻縄」です。
使い込んでいくうちにとても滑らかな手触りになってきます。
この縄で縛るのです。
「縄を使って縛られる」という経験は、少ないかもしれません。
子どもの頃に遊びでやったことがある人も少ないかもしれません。(ふつうはしませんよね!?)
とにかくあまりメジャーな行為ではないことは確かです。
中には縛られる、拘束されるということで不安になる方もいるかと思います。
個人によって緊縛に対するイメージはかなり違うでしょうね。
しかしここまでマイナーなイメージの方が圧倒的に強い「緊縛」を、私がおすすめするのはなぜか?
縄で縛られると、誰でも緊張します。それも極度に。
だって、縛られるなんて「非日常」そのものだから。
逆にその極度の緊張を利用するのが
緊縛ストレッチ
縛られている箇所は緊張するけれど、縛られていない箇所は
極度にゆるむ=脱力の極みの状態になるのです。
人様の身体をコントロールして、自由自在に動かせることができたらどんなにおもしろいだろう、といつも考えていた私にとって、
難しい「脱力」が瞬時にできるというのは、驚くべきことなのです!
何もしなくても縄で縛っただけでいとも簡単に脱力できてしまうなんて!
そうなったらもうこっちのもんです。
関節は動かし放題。
今まで伸ばすことができず、カチコチに凝り固まっていた筋肉がスルッと伸びてしまう不思議な感覚。
縛る方も、縛られる方もびっくりするという驚愕のシーン。
こんなはずじゃないのに!
関節は誰でも動くようにできている
と言うのは私の持論ですが、関節を動かす際に無意識のうちに力が入り(脱力の真反対)それが関節の可動域を小さくしている原因だと思うのです。
もちろん、筋肉そのものの硬さも原因のひとつですが、無意識で力が入ってしまうというのは、案外気づいていない人が多いような気がします。
そこで、緊縛ストレッチをおすすめするわけです。

もうすぐ仕事復帰する私のパーソナルレッスンでは、ご希望に応じて、あるいは私の独断でこの緊縛ストレッチを取り入れます。
お楽しみに!
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